離れた複数拠点間のデータ通信が、
まるで同一フロアのように快適&スムーズに。
九州6県を中心に日本国内に展開し、高速・高品質なネットワーク環境を提供する広域イーサネットワークサービスです。
複数拠点間のネットワークを高セキュリティ・低コストで構築し、社内LANのようなユーザビリティを実現します。
ご利用イメージ
VLAN(Virtual LAN)とは?
VLAN(Virtual
LAN)とは、仮想のLANセグメントを構築し接続する技術です。論理的にセグメントを分割するために使用され、その接続方法から仮想LANとも呼ばれます。レイヤ2(L2)までを規定したネットワークサービスのためレイヤ3(L3)の上位レイヤであるIP、IP以外のプロトコル(IPX、AppleTalkなど)を利用できます。
VLANの種類はスタティック・ダイナミックに大別されます。スタティックはスイッチ等にポートを設定することから「ポートVLAN」と呼ばれます。ダイナミックはMACアドレスをもとに割り振る「MACベースVLAN」やIPアドレスをもとに割り振る「サブネットベースVLAN」があります。
メリットとして、物理的なネットワークの変更にかかるコストの削減につながること、複雑な作業が発生しないことが挙げられます。またブロードキャストドメインが限定されることからトラフィック量が削減、帯域の効率的な利用が可能になることも大きなメリットと言えます。
QT
PRO VLANでは広域イーサネットサービスとして展開、離れた拠点間の接続も可能になります。
特長・選ばれる理由
- 利便性の高いネットワーク
- レイヤ2のネットワークサービスのため、レイヤ3以上のプロトコル(TCP/IP、IPX、Appletalkなど)をご利用頂けます。
- ルーティングプロトコル(RIP、OSPF、BGPなど)もご利用可能で、自由度の高いシステム運用を実現します。
- 他社の通信設備と物理的に設備が異なるためキャリアダイバシティの構築も可能です。
- 一部メニューでは、九州エリア外でもご利用いただけます。
- 高度なセキュリティ環境
- インターネットと完全に分離した、クローズドネットワーク(閉域網)です。
- VLAN技術によりお客さま毎に論理的に独立したネットワークを構成し、高いセキュリティを確保します。
- 用途に応じたアクセス方式・最適な帯域の選択
- 用途に応じて、ギャランティ(帯域保証)型・ベストエフォート型から選択できます。
- 多彩なメニューから最適なご利用帯域を選択できます。
- モバイル回線など他サービスと組み合わせてご利用できます。
- 安心の24時間監視・保守システム*
- 常時有人体制による24時間365日の監視・運用・保守を提供します。
- 万が一の障害にも迅速に復旧対応します。
- *一部アクセス回線メニューではオプション加入が必要です
- サービス品質保証制度(SLA)のご提供
稼働率 網内遅延時間
(月間平均値)故障回復時間 99.9%以上 20ms以下 30分未満 左右にスクロールできます
提供方式(品質保証の有無)や帯域によって料金が異なります。料金の種別は詳細よりご確認ください。
ギャランティ (帯域保証)型 |
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ベストエフォート型 |
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オプション
優先制御サービス
リアルタイム性が求められる音声や映像などのデータを、同一ネットワーク上で優先的に伝送することが可能です。(ベストエフォート型を除く)
サブグループ設定
同一契約内においてサブグループ設定を行えば、同一サブグループ外からのアクセスを制限することができ、セキュリティの面でも安心してご利用いただくことができます。
スター型通信機能
VLANではn対nの通信が可能ですが、スター型通信機能により1対nでの通信に限定してご利用いただくことができます。(ベストエフォート型を除く)
資料ダウンロード
契約約款 | |
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中継局一覧 | |
パンフレット・料金表 | 資料請求 |
よくあるご質問
サービス提供区域を教えてください。
九州全域(離島を除く)となります。QTnet「中継局一覧」もあわせてご参照ください。
QTnet提供区域外拠点でも、域外接続回線を利用することによって提供が可能ですので、全国規模のネットワーク構築が可能です。
なお、QTnet提供区域内であっても、設備都合上、提供できない場合がございます。詳しくはQTnet営業担当までお問合せください。
標準納期を教えてください。
未入線ビルの場合、3ヶ月程度ですが設備状況により前後しますので、QTnet営業担当までお問合せください。
ネットワーク構成上の注意点はありますか。
QT PRO VLANはレイヤー2サービスです。各拠点をハブにてレイヤー2で接続すると、ブロードキャストドメインの範囲でMACアドレスが重複する可能性があり、この場合はお客さまの通信が困難になり、かつ、他のQT PRO VLANご利用のお客さまへも影響するためご注意ください。各拠点にルーターやレイヤー3スイッチにてドメインを分けたネットワーク設計をされることを推奨します。