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長崎純心大学 さま

導入サービス
施設課 情報システム管理担当 森 幸喜様(写真右)
施設課 情報システム管理担当 森 幸喜様(写真右)

学生が一人に一台、
タブレットを手にする未来を目指して。

マスターPC上のデータやソフトウェアを端末の種類を選ばずに利用できる『サーバー仮想化・デスクトップ仮想化』の技術。
長崎純心大学はXPのサポート終了を契機に県内の教育機関としてはいち早く、学内のシステムの仮想化に取り組みました。

組織名他役職等については、2014年6月の取材時におけるものです。

OSに頼るシステムを卒業し仮想化技術に挑戦しました。

OSに頼るシステムを卒業し仮想化技術に挑戦しました。

県内ではまだ導入事例の少なかった『サーバー仮想化・デスクトップ仮想化』の導入に踏み切った理由の一つがWindowsXP問題でした。これまで数十年をかけて安定させてきた基幹システムの延命を図るため仮想化技術を選んだのです。他にも、セキュリティ対策やシステム管理者の負担軽減を考えていくうちに、もうOSに頼るシステムは限界だと思い決断しました。

またその頃、『長崎純心大学 医療・福祉連携センター』設立の話が持ち上がっていました。高齢者が住み慣れた街で自分らしい暮らしを実現するために医療や福祉に関する調査・研究を行う機関として、長崎大学医学部と連携して設立される組織です。このプロジェクトを円滑に進めるためには、拠点間のネットワークを密接にすること、そしてタブレット端末を導入し、情報を安全に持ち運び、大画面でプレゼンテーションを行うなど、ICT(情報通信技術)の充実を図ることが必要でした。その第一歩が仮想化技術の導入だったのです。

新技術の導入で頼りになるのは確かな実績のあるパートナーです。

施設課 情報システム管理担当 森 幸喜様
施設課 情報システム管理担当 森 幸喜様

仮想化技術はまだ完成した技術とは言えません。こうした技術を導入する際にもっとも大切なことは、しっかりとしたパートナーを選ぶことです。コンペティションには数社を招き、それぞれご提案をいただきました。そのなかで『サーバー仮想化・デスクトップ仮想化』の納入実績がもっとも多かったのがQTnetさんでした。提案の内容もまさに「痒いところに…」で、突っ込んだ質問にも経験値をもとに即答する様子を拝見し、この会社なら任せられると自信を持って決断しました。

急な仕様変更にも、柔軟に対応してくれました。

急な仕様変更にも、柔軟に対応してくれました。

導入の際にご苦労をかけたのは、当初仕様になかったタブレット端末を急遽取り入れたいとお願いしたことです。しかも安全性を確保するために、必要に応じて有線ネットワークと無線ネットワークを切り替えるシステム構築の助言をいただきました。様々な要望にも快く応じていただき、QTnetさんには感謝しています。仮想化自体が新しい技術であることに加え、タブレット端末という不確定要素の多いハードウェアを導入するわけですから、かなり難易度は高かったはずです。それは不具合を一つ、そしてまた一つと解決していく大変な仕事だったと思います。しかし不具合発生から解決までのレスポンスは早く、そんなところにも技術力の高さを感じました。

今も続くチューニング作業には、リモート・メンテナンスを導入。
トラブルも素早く解決しています。

今も続くチューニング作業には、リモート・メンテナンスを導入。トラブルも素早く解決しています。

導入後半年を経て、そのメリットを実感しています。データはすべてマスターPC上で管理し各端末には残りませんから、以前の環境と比べるとセキュリティのレベルは格段に向上しました。また管理の面でも、マスターPCだけをケアすれば良いため、メンテナンスに要する時間は、以前の6割程度といったところでしょうか。トラブルが発生すると学内を走り回り、一台一台メンテナンスを行っていた頃が大昔のようです。他のICT化へ取り組む時間を増やすことが可能となりました。

もう一点、導入後に感じたのは『リモート・メンテナンス』の便利さです。今はシステムを走らせながら安定化を図っている段階ですから、システムに手を入れていただく作業も少なくありません。そのたびに出向いてもらうのは、たぶん両者にとって非効率だと思うのです。それが電話で症状を説明するだけで、気がつけば修正されている…。QTnetさんを選んで良かったという気持ちは、導入を終えたあとますます大きくなっています。

導入サービス

提案のPoint!

  1. ネットワークに強みを持つQTnetと、豊富な仮想化技術と多数の実績を有するパートナー企業の技術力を組み合わせたトータルソリューションをご提供。
  2. 学生や教職員の将来のニーズを見据えた拡張性の高い仮想化環境を整備。
  3. 学生や教職員がICT環境を安定的に利用できる高い信頼性の仮想化環境を整備。
  4. リモート保守環境を整備することで、迅速な運用保守体制を構築。

担当者からのメッセージ

今回の導入事例では、システム導入後のサポートが重要であると考えました。様々な不確定要素にも柔軟に対応し、お客様にもご満足いただけたのではないかと自負しています。

導入サービス

長崎純心大学

長崎純心大学

長崎市三ツ山町235
[TEL] 095-846-0084
[URL] http://www.n-junshin.ac.jp/univ/

1935年、長崎市西中町に「純心女学院」として創立。人文学部に比較文化学科、現代福祉学科、人間心理学科、英語情報学科、児童保育学科と5つの学科を持つ。とくに福祉系の実績には定評があり、県内の介護・福祉の現場に多くの人材を輩出してきた。2000年初頭から学生向けウェブサービスを提供するなど学内IT化を積極的に推進している。