株式会社ジャパンファーム さま
- 導入サービス
業界のパイオニアが挑戦する
ネットワークサービスを利用したさらなる効率化とは。
導入の背景
高度な技術で高品質・安定供給を実現するジャパンファーム
2023年7月に設立54周年を迎えるジャパンファームは、日本有数の大規模畜産・食品会社であり、南九州の地に、総面積約460万㎡の敷地を擁しています。
同社のチキン事業における年間生産処理羽数は6,000万羽を超え、また養豚事業における年間出荷頭数は21万頭を超える規模となっています。
挑戦するプロ意識で、畜産業のさらなる効率化へ
ジャパンファームでは、サステナビリティ重要課題のひとつである「生産効率の向上」において、さまざまな取り組みを行ってきました。その一環として、 ICTを活用した畜産業の効率化を推進していくにあたり、柔軟かつ拡張性のあるネットワーク基盤が必要であると判断し、QTnetが提供するQT PRO VLANサービスワイドを選定しました。
導入を決めた理由
各拠点の従業員が安心かつ快適につながる環境
ジャパンファームは鹿児島を中心に岩手・千葉などに工場を持ち、各拠点の従業員約1,800名が連携する、高セキュリティで快適な新ネットワーク基盤が必要になっていました。
そのためのネットワーク基盤として、QTnetの企業向けネットワークサービス「QT PRO VLANサービスワイド」を活用し、パブリッククラウド基盤へのセキュアな通信環境や、同社従業員が日本全国どこからでもリモートアクセスできる環境などを構築しました。
これにより、生産~処理~加工~販売という一貫体制「ジャパンファーム方式」を支える従業員のさらなる生産性向上を実現します。
サービス概要
セキュリティ強化したグループネットワークの最適化へ
- 各拠点に設置されていた複数のルーターを本社に統合し、ネットワーク運用の負荷を軽減
- クラウドUTMを導入し、インターネットセキュリティの管理を強化
- リモートアクセスゲートウェイを活用し、パブリッククラウド基盤などへの柔軟な接続環境を構築
<ジャパンファーム ネットワーク基盤イメージ>
Before

After

QT PRO VLANサービスワイドの「宅内ルーターレス機能」でネットワーク運用負荷を軽減し、
「トラフィックフリー機能」により、インターネットやパブリッククラウドへの帯域拡張を実現
導入後の評価
将来性に優れた提案で今後にも期待
サービス選定においては、パブリッククラウド基盤との親和性やネットワーク品質などの観点からQTnetを採用しました。効率的かつ持続可能なICT基盤が必要となっている中で、将来性に優れたご提案をいただきました。
今後、情報系サーバーのクラウド環境への移行およびスマート畜産に向けたIoT製品やサービスを導入し、グループ間連携がさらに活性化されることを期待しています。
導入サービス
株式会社ジャパンファーム さま
- 事業内容
- チキンの生産から処理加工までの一貫生産および、加工食品の開発・製造・販売、種豚導入からの一貫生産、養鶏・養豚の委託生産、発酵肥料の製造・販売
- 所在地
- 〒899-7303 鹿児島県曽於郡大崎町益丸651
- 資本金
- 30億円
- 従業員数
- 1,843人(2023年3月時点)