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株式会社アステムさま

解決した課題

導⼊前
顧客(調剤薬局)用の受発注システムとして、旧来はインストール型のスタンダードソフトを利用していた。そのため、それぞれの顧客に合わせたメンテナンスサービス等に時間と労力を割かれ、システムとしての安定性もユーザー側のPC環境に左右される部分が大きかった。
導⼊後
安定性・信頼性に優れるQicデータセンター(現QTnetデータセンター)にASPサーバーを設置。顧客からの受注、グループ内の在庫管理などをASPシステムで一元化したことにより、システムメンテナンスをはじめとするサポート業務が大幅に効率化した。セキュリティ面での安心感も向上した。
まとめ
24時間・365日、ノンストップで稼働させねばならない医療用医薬品の物流。Qicデータセンター(現QTnetデータセンター)を活用し、受発注システムをASP化したことにより、停電や地震発生時でも受発注システムの安定運営が可能となり、顧客側PCに起因するトラブルも激減しました。

導入の背景

エンドノードに頼らない安定性を求めて
キューデンインフォコム(現QTnet)「株式会社アステムさま導入事例」株式会社アステム
システム担当者様

スタンダードソフトで受発注を管理していた時期は、インストールからメンテナンス、ソフトのバージョンアップのたびに顧客と連絡を取り合い、「ソフトがきちんと動作しなくなった」「パソコンが壊れたので、もう一度ソフトをインストールし直してもらえないか」等の問い合わせが入るたびに、担当者が顧客店頭に出向いて対応していたそう。
また、グループ内在庫情報の共有・管理体制拡充も、以前から重要課題として掲げられていたため、業務全般の効率化を図るため、Qicデータセンター(現QTnetデータセンター)活用によるシステムインテグレーションに踏み切りました。

導入のポイント

技術者の快適性まで考えた設計を高く評価
キューデンインフォコム(現QTnet)「株式会社アステムさま導入事例」

数社のデータセンターを比較・検討した結果、耐震性・堅牢性・セキュリティに対する安心感と、メンテナンス性の良さでQic(現QTnet)を選びました。特に、「内部で作業する技術者たちの、利便性や快適性まで考えたデータセンター」という点を、高く評価していただいたそうです。

システム概要

キューデンインフォコム(現QTnet)「株式会社アステムさま導入事例」Qicデータセンター(現QTnetデータセンター)

今後の展望

調剤薬局向けに実施しているその他のサービスも順次ASPに統合

福岡を中心に、九州全域~山口・広島まで、6,000件以上の調剤薬局との取引実績を持つ(株)アステム。顧客数が多いだけに、受発注及び在庫情報等の管理をASPシステムで行うようになって以来、大幅な業務効率化が実現しました。
今後電話やファックスによる受注を随時切り替え、納入コストの圧縮も進める計画。また、商品の受発注管理のみではなく、調剤薬局向けに実施しているその他のサービスを順次ASPに統合していく方針です。

本事例は、2009年9月時点における情報です。
「キューデンインフォコム」は2019年7月に「QTnet」と合併しました。

Point

  1. ノンストップで稼働させねばならない医療用医薬品の物流を、自然災害などのトラブル時にも安定的に運用可能。
  2. 利用者の利便性や快適性を考えたデータセンターで、作業をするエンジニアも満足。

導入サービス

株式会社アステムさま

事業内容
医療用医薬品をはじめ病医院用設備全般、医療関連機器全般の販売
所在地
[本社]福岡市博多区東比恵3-1-2東比恵ビジネスセンター10階
資本金
33億4700万円
従業員数
1,531名(2009年9月時点)